商品名「ラビッブールドネージュ ーあけぼのの小さな森ー」より
商品を手に取ったお客様が思わずクスッと笑ってしまうような、心がほんわかして笑みが溢れるようなお菓子を作りたい。
先代のレシピを守りながらもそのような思いで自分らしい新しい商品も作り続けています。
和菓子店に勤めていた先代が独立して1987年に「お菓子の家
ニューちどり」をオープンしました。開業した当初は店の周りには家はなく、田んぼばかりが広がる中にぽつんと当店が一軒建っていたそうです。先代は「氷見らしいお菓子を広めたい」との思いで「きときとぶりサブレー」を作り、農作業をされている方々に配り歩いたという話を聞いたことがあります。また、地元の食材を使ったお菓子作りにも力を入れていました。地元と菓子作りが大好きな父でした。
先代はお客様の笑顔もとても好きでした。そのような思いで開発した代表的な商品が「金時赤飯パン」です。手に取ったお客様が思わず笑っているのを笑顔で見ていた先代の姿を今でも鮮明に覚えています。
先代が残してくれた味も大切に守りつつ、お客様の笑顔を願って新しい商品作りにも挑戦しています。